1924(大正13年)

5月

初代社長長谷川桃太郎により 『東京塗料合資会社』として創業、繁栄の象徴、千なり瓢箪にあやかり〈ひさご印〉を商標として戦前から特殊合成樹脂塗料の開発、製造を手掛けてまいりました。昭和20年(1945年)に戦災のため全工場を焼失し苦難の再出発となりましたが、昭和22年(1947年)『東京ペイント株式会社』と改称し製造設備の合理化、研究設備の充実を計り工業用塗料に専念すると共に更なる発展を期するため海外に多くの技術陣を派遣し最新技術の導入や新分野の開発に努め、樹脂製造より一貫した塗料メーカーとして発展して参りました。

1959(昭和34年)

初代社長を継承した長谷川大社長は研究開発の促進と増大する合成樹脂塗料の内外需要に応えるため昭和44年(1969年)、埼玉県鴻巣市に工場用地を確保し第一期工事に引き続き第二期、第三期工事を経て、昭和53年(1978年)9月に樹脂製造から最終製品製造に至る新鋭工場を完成させました。

1984(昭和59年)

環境保全のため粉体塗料部門を東京工場より鴻巣工場へ移設し、集中生産体制を整え未来への対応を進めてまいりました。

 

製造される塗料は 主に工業用として自動車、車両はもとより家電、重電、エレクトロニクス部門、通信、光学、精密、事務機器、医療機器など各界に採用されております。

 

防衛庁、及びJR各社への指定納入業者として指名を受けて貢献し、また海外輸出もアメリカ、ヨーロッパ各国をはじめ東南アジア諸国と広く、技術面からも指導的役割を果たして参りました。

1993(平成5年)

長谷川洋会長を中心とした体制では、国際標準規格ISO9001.2000を認証取得し、グリーン調達システムの確立をしました。中国市場に向け海外生産拠点を確保し、中国市場の営業拠点として『上海東佳塗料貿易有限公司』を台湾の佳値集団と合弁で開設しました。

2008(平成20年)

平成20年(2008年)より、長谷川延会長を中心とした体制では“環境保護を第一”に、廃棄物を出さないリサイクル塗料システム(回収エポラック#100R)を完成させる。また、増加する粉体塗料の需要に応える為、粉体塗料製造工場の設備増設。

2013(平成25年)

タイにてエポラックの現地生産開始しました。

2019(令和元年)

台湾にてモルトン、エポラックの現地生産開始しました。